【東京湾ボートシーバス 2018年6月下旬】梅雨の雨の合間を縫ってアイランドクルーズさんでシーバス釣行

【東京湾ボートシーバス 2018年6月下旬】梅雨の雨の合間を縫ってアイランドクルーズさんでシーバス釣行

最終更新日
2018年07月07日 12:05:03
公開日
2018年06月28日 11:24:31
カテゴリー
スタッフ釣行
登場する魚
シーバス
マルスズキ
釣行場所
東京湾
アイランドクルーズ(横浜)
登場ルアーブランド
BlueBlue
登場ルアー
FALLTEN
FALLTEN Medium

年始から釣果があまり良くなかった状況から上向いて来た様子の東京湾のシーバスゲーム。雨も風も無く船日よりな週末にいつもお世話になっているアイランドクルーズさんに友人と2人で行ってまいりました。
前回の釣行“涸沼シーバス”のような逆転劇はうまれるのか!

  1. 日本屈指のシーバス保有量を誇る東京湾でボートシーバス
    1. 東京湾にはシーバスポイントが無数にあります!
  2. ボートシーバスの予約、乗船時の注意点
    1. ボートシーバスの予約の注意点
    2. ボートシーバス乗船時の注意点
  3. それでは本題!今回の釣行をボートシーバスした理由
  4. 逸る気持ちを抑えつつアイランドクルーズさんへ!
  5. 横浜から東京湾を横断して千葉方面のシーバスジギングポイントへ実釣開始!
  6. シーバスジギングでバラしまくる状況を打破して一人負けを回避できるのか!
  7. 干潮の潮止まり!盤洲干潟近くのオープンエリアでシーバスを引き出せるか!
  8. 小場所パトロール!ここでもか…
  9. 再び朝のシーバスジギングポイントへ リベンジなるか…
  10. 今回の釣行の反省点
  11. 今回お世話になった東京湾シーバスガイド&チャーターボート アイランドクルーズさんについて
  12. 使用したタックル
    1. シーバスジギングタックル
    2. シーバスキャスティングタックル
    3. シーバス穴撃ちタックル
  13. まとめ

日本屈指のシーバス保有量を誇る東京湾でボートシーバス

東京湾ではスズキ(シーバス)の漁が盛んで漁獲量が日本一となっています。
そんなシーバスのメッカと呼ばれる東京湾でのボートシーバスは陸からの釣りよりも簡単にシーバスが釣れる人気のレジャーとなっています。

シーバス釣りを始めたばかりでまだシーバスを釣ったことがなく
とりあえず1匹釣りたいって方にオススメです。

自分も是非ボートシーバスに乗ってみたいでし!

東京湾にはシーバスポイントが無数にあります!

工場も海から望めます。ナイトシーバスなら夜景もキレイでオススメです!
工場も海から望めます。ナイトシーバスなら夜景もキレイでオススメです!

東京湾は面積1,380km2を誇り、大小様々な流入河川、湾奥には工業地帯や港、運河、湾にかかる橋、シーバース、中央部には盤洲干潟や海堡、南部には海底谷、砂浜や磯が点在し、シーバスだけでなく様々な魚が釣れるポイントがたくさんあります。
ポイントに応じた釣り方や季節に応じた釣法があり年間通してシーバス釣りが楽しめるフィールドです。

東京湾にはボートシーバスだけでなく
タチウオ、タイなど様々な遊漁船がたくさんあります。

近くに住んでるならボートシーバスに乗らないてはないでし!

ボートシーバスの予約、乗船時の注意点

ボートシーバスの予約の注意点

ボートシーバスを含む多くの遊漁船は予約制となっており、予約後の自己都合によるキャンセルには料金が発生します。
雨が降って行きたくないからキャンセル、別の予定が入ったからキャンセルとならないようによく検討してから予約しましょう。
また、当日の天候や風の予報の確認、サイトでの釣果情報、潮位表を見てから予約することをオススメします。

天気、風予報はSCWがオススメです!

ボートシーバス乗船時の注意点

左側がカエシが付いたフック。右側がカエシを潰したフック
左側がカエシが付いたフック。右側がカエシを潰したフック

ボートシーバスでは限られたスペースでキャストをするので同乗者にフックがかかってしまう可能性があります。
フックが外れなくなる事もあるのでバーブレスフックかフックのカエシ(バーブ)をペンチで必ず潰して下さい。

昔、友人の顔にフックがぶっ刺さったことがあるんですがカエシがなかったのですんなり取れて大事には至りませんでした…

それでは本題!
今回の釣行をボートシーバスした理由

くだらない理由な予感がするでし…

ちゃんとした理由はありますよ…

それで…

去年、ボートシーバスで穴撃ちポイントをスピニングでなんとかルアーをストラクチャーに入れてたんですが、まぁルアーをぶつけたり、穴には入るが奥まで届かなかったりと苦労してたんです!

うんうん、それで…

すると船長がベイトのアンダーキャスト&スキッピングであっさりストラクチャーの奥の奥までルアーを入れてそれがかっこよくて!

ベイトってすごいでしな〜

今年になって友人からバスのお誘いもあって
やっと憧れのベイトキャスティングロッドを買ったんです!

なに買ったでしか?

穴撃ち用なので
シマノのDIALUNA BS B510Mです!

穴撃ちに特化した短いロッドでしな!

ベイトキャストの練習も出来たし、フリップキャストも投げれるようになったのでそろそろ本番で試そうかと…

左からシーバスジギング用ベイトタックル、穴撃ち用ベイトタックル、キャスティング用スピニングタックル
左からシーバスジギング用ベイトタックル、穴撃ち用ベイトタックル、キャスティング用スピニングタックル

ということでお世話になっているアイランドクルーズさんで穴撃ちに期待しつつ、タックル3セットもって友人と2人で乗合午前便に乗船です!

逸る気持ちを抑えつつアイランドクルーズさんへ!

早く穴撃ちがしたい気持ちを抑えつつ友人を乗せて高速、新山下出口からすぐの横浜クルージングクラブ(Y.C.C. マリーナ)にあるアイランドクルーズさんへ。
集合場所に到着してそそくさと準備を済ませ、船長さんたちに挨拶しつつ最近の状況、今日行くポイントの相談。
船長さんから前日好調だった千葉方面でジギングとオープンエリアのロング便の提案を頂き同乗する常連さんも合意したので急遽予定変更。夢だった穴撃ちの思いは早くも崩れ去りました。

ありゃりゃ~

釣れたほうが楽しいし今後の楽しみってことで!
まぁ今回の釣行でも盛大にやらかすんですけどね…

横浜から東京湾を横断して千葉方面のシーバスジギングポイントへ実釣開始!

今日は風もなくベタ凪

春先からずっと強風で荒れ模様の印象だった東京湾。今日は風もなくベタ凪で海面はまるで鏡の様。船の揺れもなくいつもより早く千葉方面のシーバスジギングポイントに到着しました。
実は予約する時に天気ばかりに気を使ってしまい潮位表を見るのを忘れていて、車の中で潮位表を確認したんですが、この日の午前中はあまり潮が動かない影響もあって早く付いたのかもしれません。潮が動かないということは…

潮が動いてないと何かあるでしか?

潮が動かないと魚がいてもなかなか口を使ってくれないんだ…

少々の不安を感じながら船長から“スタート”の合図。指示ダナは10〜15mとシーバスジギングにしては浅めのタナにシーバスがいるようだが信頼と実績のBlueBlue FALLTEN Medium 90gを投入!
友人も重めのジグを投入!

信頼と実績ってなんでし?

FALLTEN Mediumは青物ジギング、タチウオジギング、冬のシーバスジギングでも釣果をもたらしてくれているジグです!
ジギングの一発目は必ずFALLTEN Mediumを投下してます!

船長の言う通り浅場でアタリはあるもののなかなか乗らない…
すると常連さんがあっさりとシーバスをゲット!
船長から「タナが浅いから軽いジグでフワフワ見せた方がいいよ!」とナイスなアドバイスがあり、すぐに軽いジグにチェンジした友人もすぐにシーバスゲット!

完全に出遅れたでしな…

船だと友人がいつも先に釣れるんでもっ問題ないです…

冷静さを装ってないで早く軽いジグに変えるでし!

いやぁジグケースには90g以上しかないんですよね…

はい終了…

仕方なく90gで粘り続けている間に常連さんと友人が2匹目のシーバスゲット…

まぁ正直焦り始めたんですが…

FALLTEN 40g

じゃじゃ〜ん!
去年のこの時期に黒潮大蛇行で東京湾に青物が大量に入って来てたんで今年もあるかとショアキャスティング用のルアーケースをもって来てて
そこにFALLTEN 40gが数本入ってることを思いだしたんです!

おぉ〜

まぁ青物はいなかったんですがクジラが現れてざわついてますね東京湾…

FALLTEN 40gに付いていたノーマルのフックを外し、ジグのおしりに4号のアシストフックを装着。ベイトのメカニカルブレーキを緩めて投下すると…

この展開は…

フォール中にジグが止まるようなアタリにガツンと合わせを入れて
やっとかかりましたよシーバスが!

キタ〜!

今年の冬に何度かシーバスジギング行ったんですが全体的に不調だったんでやっとリベンジ出来ます!
みんなの熱い視線。緊張がたかまります!

バラすなよ〜!バラすなよ〜!

ルアーでは味わえないシーバスの引きを楽しみながら慎重に魚を寄せると…
水面に出ると同時にエラ洗いからのフックアウト…

やらかしやがったなコノヤロ〜!

シーバスジギングはバレやすいので仕方ないですね… 気を取り直して次行きます!

その後、何度もシーバスをかけるも全部、水面エラ洗いでフックアウト。その間に他の2人は大きいの含め順調に釣果を伸ばし続け、一人負け感が漂う展開。まずい。まずいですぞ〜!

シーバスジギングでバラしまくる状況を打破して一人負けを回避できるのか!

大きくはないけどジャカジャカ巻でやっと釣り上げたシーバス
大きくはないけどジャカジャカ巻でやっと釣り上げたシーバス

やっと釣れたでしな〜!

冬のシーバスジギングはフォール主体でさっさと巻き上げちゃうけど
ジャカジャカ巻で丁寧に誘ったらグーッと引き込むようにアタリが来ました。

この時期のシーバスジギングはフォールだけじゃなく巻でもつれるんでしな〜!

フォールとは違い積極的に喰ってきたので針がかりもよくバレずにゲットできました!

なんとか一人負けを回避に成功。この後、チーバス一匹追加するも反応がなくなりポイント移動となりました…

干潮の潮止まり!
盤洲干潟近くのオープンエリアでシーバスを引き出せるか!

盤洲干潟近くのオープンエリア
盤洲干潟近くのオープンエリア

ジギングポイントからオープンエリアに移動。このポイントは水深7mと浅めでやる気のあるシーバスがいればミノーやトップでも釣れるポイント。先ほどバラしまくった縦の釣りから横の釣りで心機一転、シーバスキャッチとなるか!

この時期の風物詩、アマモの洗礼
この時期の風物詩、アマモの洗礼

オープンエリアで船を流しながらミノーや鉄板バイブをローテーションするが魚からの反応がない。
ルアーを回収するたびにアマモが引っかかってなかなか釣りにならない。
アマモを避けて船を流しなおすこと数回。気づけば干潮の潮止まり。時折、水面を優雅にイワシの群れが泳いでいる。何かに追われて逃げ惑う様子ではない。
シーバスはいるのにやる気がまったくもってゼロのようなのでここはリアクションバイトで口を使わせるしかないと鉄板バイブでリフト&フォールすると…

くるでしか!? くるでしか!?

見事リフト&フォールでリアクションバイト!

キタ〜!

戦略がバチっとハマって最高の瞬間!
このポイントで誰も釣れてなかったので最高に気持ちよかったです!

バラすなよ〜!バラすなよ〜!

えっと…
残念なお知らせです…
また水面エラ洗いでバレました…

小場所パトロール! ここでもか…

東京湾に浮かぶブイ。こんなブイにもシーバスが付くみたいです。
東京湾に浮かぶブイ。こんなブイにもシーバスが付くみたいです。

オープンエリアで反応がよくなかったので近所の小場所パトロール。
ちなみに写真奥に見える沖堤でBlueBlueの社長こと村岡氏が爆釣(記事はこちら)したみたいでいつもより混んでました。
記事中に爆釣したBlooowin! 140Sは家に忘れました…

東京湾の航路を示すブイ。ここにもシーバスがいるとのことなのでブイ奥に鉄板バイブを着水させてブイの際を通すと…

はいはいこの流れね…
かけたけどまたバラすんでしょ…

正解です!
ミラクルキャストで引き出したのに非常に残念でした…
次のブイで友達があっさりシーバスゲットしてました…

もう完全に開き直ってるでし…

再び朝のシーバスジギングポイントへ
リベンジなるか…

とりあえず60cmくらいのシーバスゲットするが相変わらずバラしまくるのは変わらず…
とりあえず60cmくらいのシーバスゲットするが相変わらずバラしまくるのは変わらず…

小場所パトロールから再び朝のジギングポイントに移動。朝と変わらずシーバスからの好反応。

何度もシーバスをかけてはバラし…
魚を寄せる時にロッドを水面と平行に低くしてもバラし…
追いアワセしてもバラし…
私だけまたバラしまくり…

船長から「そんなにバラすなら何か変えないと釣れないよ!」とアドバイス。
もうこの時にはアシストフックがこのパターンにあってないことはうすうす気づいてたんですが使えそうなトリプルフックはなく…
なんとか1匹ゲットするがタイムアウトで納竿となりました…

マリーナに帰港してから船長に
最初の1匹目でバラすとその後ずっとバレちゃうんだよね!
だから1匹目は慎重に獲らないと!

もっと早く…
最初に言ってほしかった…

今回の釣行の反省点

アシストフック

今回の反省点はアシストフックが浅場のシーバスジギングに合わなかったことですかね…
青物や冬場のシーバスジギングは深場から縦に魚を上げてくるんでアシストフックがマッチしてたんです。
浅場のシーバスはほぼ横に寄せるのでフックのゲイブが広くて軸も太いアシストフックだとシーバスのエラ洗いでスポッと抜けちゃうみたいです。
次回はトリプルフックも持参したいと思います。

今回お世話になった東京湾シーバスガイド&チャーターボート アイランドクルーズさんについて

アイランドクルーズ

アイランドクルーズさんはテレビや雑誌の取材、プロアングラー、メーカースタッフさんも利用する東京湾で20年以上創業しているシーバスガイド&チャーターボートです。
メーカーモニターやロッド、ルアーの監修を行っていて、経験と知識豊富な船長たちが楽しくガイドしてくれます。
ランカーシーバス用のルアーやクロダイ用のキャンディも作っています。
船の数も多く連日出船しているので釣れるポイントに連れて行ってくれます。
クロダイやナイトメバルなどの乗合船、チャーターも行っているのでシーバス以外でもいろいろ楽しめるガイド船です。

電話で予約する際に必要なタックルやオススメのルアーなど教えてくれるので非常に助かります!

大きな地図

使用したタックル

シーバスジギングタックル

ロッド
SHIMANO GRAPPLER BB B631(シマノ グラップラーBB B631)
リール
SHIMANO OCEA CONQUEST 201HG(シマノ オシア コンクエスト 201HG)
ライン
YGKよつあみ G-soul SUPER JIGMAN X8 1号(YGKよつあみ G-soul スーパージグマン X8 1号)
リーダー
SANYO NYLON APPLAUD nanodaX SHOCK LEADER 17.5lb(サンヨーナイロン アプロード ナノダックス ショックリーダー 17.5lb)

シーバスキャスティングタックル

ロッド
SHIMANO DIALUNA BS S610M(シマノ ディアルーナBS S610M)
リール
SHIMANO TWIN POWER C3000HG(シマノ ツインパワー C3000HG)
ライン
TORAY SEA BASS PE POWER GAME 1号(東レ シーバスPE パワーゲーム 1号)
リーダー
SANYO NYLON APPLAUD nanodaX SHOCK LEADER 23.5lb(サンヨーナイロン アプロード ナノダックス ショックリーダー 23.5lb)

シーバス穴撃ちタックル

ロッド
SHIMANO DIALUNA BS B510M(シマノ ディアルーナBS B510M)
リール
SHIMANO GRAPPLER BB 201HG(シマノ グラップラーBB 201HG)
ライン
SHIMANO PITBULL 12 0.8号(シマノ ピットブル 12 0.8号)
リーダー
SANYO NYLON APPLAUD nanodaX SHOCK LEADER 17.5lb(サンヨーナイロン アプロード ナノダックス ショックリーダー 17.5lb)

まとめ

魚種も豊富で年間通して釣りが楽しめる東京湾でボートシーバスに乗ってみてはいかがでしょうか!