【南房総ヒラスズキ 2019年4月中旬】新しい磯で念願の磯ヒラスズキはゲット出来るか!?

【南房総ヒラスズキ 2019年4月中旬】新しい磯で念願の磯ヒラスズキはゲット出来るか!?

公開日
2019年04月25日 16:08:27
カテゴリー
スタッフ釣行
登場する魚
シーバス
ヒラスズキ
釣行場所
南房総
登場ルアーブランド
BlueBlue
登場ルアー
JOLTY 30

SNSで届く全国の磯ヒラスズキの釣果! 釣果情報とは裏腹に磯ヒラスズキが釣れないまま南房総に通い詰めること4ヶ月…
もういい加減釣れてもいいだろうということで大潮の時化予報の日に有給とって再び南房総に行ってまいりました!
はたして初の磯ヒラスズキはゲット出来るのか!?

  1. 今日は大潮 気温16℃ 風は南南西約5m 波2m予報の磯ヒラスズキ日和
    前回までとは違う磯での釣行は吉となるか!
  2. 満潮の朝マズメからポイントイン!
  3. 潮位と波が高くどこも沖側の岩場に立てない…
  4. 奥の岩場に行きたい気持ちを抑えながら打つこと約2時間…
    釣れそうな雰囲気満々の奥の岩場へのルートが現れる!
  5. 満を持して沖側の岩場へ!
    はたしてヒラスズキはゲット出来るのか!?
  6. ヒラスズキとマルスズキの見分け方
    1. 尾の付け根
    2. アゴ下の鱗の1本ライン
  7. 使用したタックル
  8. まとめ

そろそろヒラスズキさん釣れるといいでしな…

ヒラスズキが釣れるといいなってはじめて磯に行ったのが2年前…
絶対釣ってやると本格的に磯に通い始めて4ヶ月…
そろそろヒラスズキに会いたいですね…

このままだと釣れた釣れた詐欺みたいな記事ばっかになっちゃうでし…

今日は大潮 気温16℃ 風は南南西約5m 波2m予報の磯ヒラスズキ日和
前回までとは違う磯での釣行は吉となるか!

今日は大潮 気温16℃ 風は南南西約5m 波2m予報の磯ヒラスズキ日和!
年始から前回までの南房総ヒラスズキ釣行ではアタリすらなく厳しい状況だったので今回は場所を変えて初めて訪れる磯での釣行です。

条件が良さそうだったので気合を入れて有給使って平日に来てみました!

有給使ってまた釣れなかったら悲惨でしな…

なのでヒラスズキとは言わずマルスズキ、青物、真鯛でもいいから是が非でも何か釣りたいのです!

他の魚種もなかなか難しそうな気がするんでしが…

満潮の朝マズメからポイントイン!

新しい場所でもサラシ天国!<br />期待が高まります!
新しい磯でもサラシ天国! 期待が高まります!

初めての磯ということで安全を考慮して周りを視認出来る朝マズメの時間からポイントイン!
今日は平日で他のアングラーもいないのでまずは満潮時の磯全体の様子を確認します!

磯を歩いていると綺麗な朝日が!
磯を歩いていると綺麗な朝日が!

余裕ぶっこいて大丈夫でしか?

全体を把握した上で良いポイントから攻めていく感じですね!

それで釣れればいいんでしが…

が…
ここで問題が

何が起こったでしか?

潮位と波が高くどこも沖側の岩場に立てない…

手前側にもサラシがあるものの潮位と波が高く一番釣れそうな沖側の岩場に立てない…
手前側にもサラシがあるものの潮位と波が高く一番釣れそうな沖側の岩場に立てない…
一見渡れそうな足場はあるものの歩幅が足りないし波も襲いかかる…
一見渡れそうな足場はあるものの歩幅が足りないし波も襲いかかる…
泳げば渡れるんだろうけど当然そんな装備ではないし泳力もない…
泳げば渡れるんだろうけど当然そんな装備ではないし泳力もない…

どうするんでしか?
来てそうそうに場所移動でしか…

潮位が下がれば奥の岩場に行けるルートが見つかるかもなのでそれまでは移動しながら手前側のサラシを打つしかないですかね…

奥の岩場に行きたい気持ちを抑えながら打つこと約2時間…
釣れそうな雰囲気満々の奥の岩場へのルートが現れる!

浅瀬や海藻、波やリトリーブコースを遮る岩と格闘しながらなんとかキャストと移動を繰り返すこと約2時間…
釣れそうな雰囲気満々の奥の岩場へのルートが現れます!

雰囲気満々の岩場まで後少し…
雰囲気満々の岩場まで後少し…

おぉ!やっとでしね!
早く先まで行って打つべし!

ちょっと待ってください!
セイ児くん何か気付きませんか?

きゅっ急になんでしか…
特に何も…

手前から奥まで足場が濡れてますよね?

確かにテカテカ光ってて濡れてるでしな…

ということはこの場所に波や飛沫がかかっているって事です!
こういう時はすぐには近づかず、波の周期を確認して安全に釣りが出来るか、安全にランディング出来るか確認が必要です!

まずは安全確認でしな!

そうです!
結局、写真を撮ってからポイントに安全に立てるまで30分近く待ちました!

満を持して沖側の岩場へ!
はたしてヒラスズキはゲット出来るのか!?

満を持してようやく沖側の岩場に立てました。
さっそく正面のシモリから攻めてみるものの波が高くてフローティング系のミノーでは少し分が悪い…

ここで最近お気に入りのBlueBlueさんのMETAL Shalldus 45でしな!

METAL Shalldusさんは手前側のサラシで勇敢に戦って星になりました…

星ね…
ロストしたってことでしね!?
んでどうするでしか?

同じBlueBlueさんのJOLTY 30の登場です!
波が高くても浮き上がらずに水中でテールを振って泳いでくれます!

海藻と格闘しながら攻めて見たものの正面のシモリにはヒラスズキは不在のようです…

次に狙うのは左手に広がるサラシとシモリ
次に狙うのは左手に広がるサラシとシモリ

シモリの側にキャストしてしまうと高波に打ち受けられてしまうので波のタイミングをみて写真中央辺りに波の方向とほぼ直角にJOLTYを送り込みます。
こんな波が強い場所にヒラスズキがいるのかなと疑問を抱きつつもJOLTYをスローリトリーブしていると…

くるでしか!? くるでしか!?

ハンドルを2〜3巻したところで“ヌル”としたアタリ!
海藻に引っ掛かった様なアタリでしたが重みと引きがあるのでこれは魚ですよ〜

ヒラスズキさんキタ〜!

まだ姿が見えないのでヒラスズキさんかはわからないですね…
モタモタしてると波で岩場に打ち付けられちゃうんで早く魚を寄せないと…

巻け巻け〜!

波が来るとテンションが無くなってどこらへんにいるか見失いますね…
一瞬、バラしたのかと思って焦っちゃいます…

バラすなよ〜!バラすなよ〜!

魚が浮いてくると同時に豪快なエラ洗い!
これはヒラスズキかマルスズキのどちらかですね!

ヒラスズキさん! ヒラスズキさん!

なんとか手前まで寄せられたので後は取り込みのみ!
波も強いしスズキさんはまだ元気にエラ洗いしてるのでバラす前に波に乗せて早く取り込まないと…

バラすなよ〜!バラすなよ〜!

磯では取り込む時が一番危ないという話も聞いてるので慎重に…
って言ってるそばからラインが岩に引っ掛かる…

大丈夫でしか?

魚を波に乗せて岩場に上げたいところなんですがタイミングが難しい…
抜き上がるサイズでもないし…

あぁ〜ヒラスズキさ〜ん…

波に乗せようと思ったら隣のプールに入ってしまってたまたま持ってたタモでなんとかヒラスズキさんキャッチしました! 幾度のエラ洗いやもたつきもありましたが見事に2フックとも掛かっていたのでバラさずにキャッチ出来ました!
波に乗せようと思ったら隣のプールに入ってしまってたまたま持ってたタモでなんとかヒラスズキさんキャッチしました!
幾度のエラ洗いやもたつきもありましたが見事に2フックとも掛かっていたのでバラさずにキャッチ出来ました!

よっしゃ〜! 初の磯ヒラスズキゲット!
人生で1番の興奮と感動です! 思わず1人でガッツポーズで叫んじゃいました!
みんなが磯ヒラに魅せられる理由が分かりました!
まさにサラシ中毒!

よかったでしな〜!
まぁ一番上の写真見て薄々釣れたんだろうな〜とは思ったでしが…

南房総に通い詰めること4ヶ月…
やっと磯ヒラスズキゲット出来ました!

BlueBlueさんのJOLTY 30のおかげでしな!

自分はここだって場所に送り込んだだけで後はJOLTY 30がすべて仕事をしてくれました!
JOLTYを作ってくれたBlueBlueさんと南房総、そして釣れてくれたこの魚に感謝です!

釣れたヒラスズキさんの大きさを図ってみると61cm! 初ゲットにしてはなかなかのサイズではないでしょうか!
釣れたヒラスズキさんの大きさを図ってみると61cm!
初ゲットにしてはなかなかのサイズではないでしょうか!

いや〜今日はこのまま帰ってしまってもいいくらい大満足な1日ですね!
このヒラスズキさんは感謝と共にリリース! 元気に泳いで帰って行きました!

やっと釣れて何よりでしな〜

祈願の磯ヒラスズキが釣れてこのまま帰ろうかと思ったんですが、そこは釣人の性!
せっかくの新規の磯なので干潮まで打ってから帰ることに!

途中、カタクチイワシがボイルしているポイントなど見つけるもヒラスズキの追加なし…
ヒラスズキ1匹と少し寂しい釣果でしたが大満足な釣行となりました!

ヒラスズキが釣れていい機会なのでマルスズキとの簡単な見分け方を紹介します!

ヒラスズキとマルスズキの見分け方

上がヒラスズキ、下がマルスズキ<br />ヒラスズキはマルスズキに比べて個体差はあると思うが顔が小さく下唇が前に突き出ていて体高も高く側線の描くラインも違う
上がヒラスズキ、下がマルスズキ
ヒラスズキはマルスズキに比べて個体差はあると思うが顔が小さく下唇が前に突き出ていて体高も高く側線の描くラインも違う

ヒラスズキは側線下方鱗数が16枚以下、背ビレ有軟条数が15本以上、マルスズキは側線下方鱗数が17枚以下、背ビレ有軟条数が14本以上など様々な見分け方がありますが釣りの現場で簡単に見分ける方法を紹介します。

尾の付け根

写真はヒラスズキの尾の付け根
写真はヒラスズキの尾の付け根

ヒラスズキはマルスズキに比べて尾の付け根部分が太いです。
ただしランカークラスのマルスズキだとヒラスズキの様に尾の付け根部分が太い場合もあります。

アゴ下の鱗の1本ライン

写真の赤く囲った部分がヒラスズキにしかないアゴ下の鱗の1本ライン! この鱗の1本ラインは左右にあります。
写真の赤く囲った部分がヒラスズキにしかないアゴ下の鱗の1本ライン!
この鱗の1本ラインは左右にあります。

尾の付け根など簡単に見ただけでは見分けがつかない場合はアゴ下の鱗の1本ラインの有無を確認して下さい。
このアゴ下の鱗の1本ラインはヒラスズキにだけある特徴です。

使用したタックル

使用したタックル
ロッド
SHIMANO DIALUNA S106MH(シマノ ディアルーナ S106MH)
リール
SHIMANO STRADIC SW 4000XG(シマノ ストラディックSW 4000XG)
ライン
SHIMANO PITBULL 12 1.5号(シマノ ピットブル 12 1.5号)
リーダー
SANYO NYLON APPLAUD nanodaX SHOCK LEADER 30.5lb(サンヨーナイロン アプロード ナノダックス ショックリーダー 30.5lb)

まとめ

今日やっと1匹ヒラスズキが釣れたおかげで知識と経験値もだいぶ上がったのでこれからじゃんじゃんヒラスズキを狙いに行きたいと思います!
みなさんも磯で安全に釣る知識とタックルを揃えてGWに磯ヒラスズキを狙ってみてはいかがでしょうか!

危険がいっぱい磯での注意点はこちらでし!
安全に怪我なく家に帰るまでが釣りでし!