【利根川シーバス 2018年6月下旬】ランカーシーバスの宝庫“利根川”でスズキ漁が再開されてシーバスが減ったとの話…<br />モヤモヤするので調査釣行してまいりました!

【利根川シーバス 2018年6月下旬】ランカーシーバスの宝庫“利根川”でスズキ漁が再開されてシーバスが減ったとの話…
モヤモヤするので調査釣行してまいりました!

最終更新日
2018年07月07日 11:19:34
公開日
2018年07月06日 11:42:56
カテゴリー
スタッフ釣行
登場する魚
シーバス
マルスズキ
利根川GT
レンギョ
ハクレン
アカエイ
コイ
釣行場所
利根川
登場ルアーブランド
BlueBlue
登場ルアー
Blooowin! 140S

ランカーシーバスの宝庫とされる利根川。昨年は90cm超えるランカーを何本も釣り上げたが今年は何か様子が違う…
そんなある日、現場で地元アングラーさんから「去年の夏からスズキ漁が再開されて魚が少なくなっている」という話を聞きました。
納得しつつもモヤモヤするので梅雨も開けて釣日和の利根川で“本当に魚が少なくなっている”かどうか調査釣行してまいりました!

  1. ランカーシーバスの宝庫“利根川”
  2. 今年の利根川は何かが違う…
  3. 地元アングラーさんからスズキ漁が再開との情報をキャッチ
  4. ということでシーバスが本当に減っているか調査釣行
  5. Blooowin! 140Sでシーバスを引き出せ!
    1. Blooowin! 140Sジャークメソッド!“もしもしカメよカメさんよ”
  6. Blooowin! 140Sジャークメソッドで果たしてシーバスは釣れるのか!
  7. ランカーシーバスだけじゃない!
    利根川下流域には他にも大物ゲストがたくさんいます!
  8. アカエイにご注意ください!
    1. アカエイのしっぽの付け根付近にある棘には毒があります!
    2. もしアカエイが釣れてしまったら…
  9. 利根川大橋(利根川河口堰)付近での釣りについての注意事項
  10. 使用したタックル
  11. まとめ

ランカーシーバスの宝庫“利根川”

去年釣れた94cmのランカーシーバス
去年釣れた94cmのランカーシーバス

雑誌や動画などでご存知の方が多いと思いますが利根川下流域はランカーシーバスがたくさん釣れている人気のポイントです。
週末になるとシーバスアングラーがランカーシーバスを狙いに集まります。

私も90cmオーバー含むランカーシーバスを何本も釣らせていただきました!

90cmオーバーってすごいでしな〜

去年のある時期にあるポイントで、ある潮のタイミングであるカラーのルアーで必ずランカー釣ってました!

そのあるって部分を是非教えてほしいでし!

今年の利根川は何かが違う…

去年、かなりいい思いをさせていただいた利根川。
当然、今年もランカーシーバスを求めて何度も利根川釣行をしたんですが今年の利根川は何かが違う様子…

何かが違うって何が違うでし?

ランカーが釣れていたポイントの地形が変わっちゃったってのもあるんですが
デイでもナイトでも去年ほどシーバスが釣れないんです…

ただ腕が落ちただけでし!

まわりの人も釣れてないからきっとそれはないです!

じょっ冗談でし…

まぁ新たにポイント探して1ヶ月半かけてランカー釣った時に人目を気にせずガッツポーズしたのは秘密です!

地元アングラーさんからスズキ漁が再開との情報をキャッチ

その後も何か違うと変化を感じつつも何度も利根川に足を運びました。
現場で地元アングラーさん何人かと「釣れないですね…」と話すことが多く、変化を感じたのは私だけでは無いようです。
ある日いつものように地元アングラーさんと話をしたら「今まで震災の影響で漁してなかったみたいなんですが去年の夏からスズキ漁が再開されてシーバスの数が減ってるみたいです」との情報をキャッチ。

確かに去年の夏から釣りづらくなったり
船が網を仕掛けてるのをよく見るようになりました…

ただ腕が落ちただけじゃなかったでしな…

ということでシーバスが本当に減っているか調査釣行

利根川シーバスのメジャースポット利根川大橋(利根川河口堰)
利根川シーバスのメジャースポット利根川大橋(利根川河口堰)

スズキ漁の再開という話を聞いてからなかなか利根川に行けてなかったのですが、これからトップゲームや秋のハイシーズンに向けてシーバスが本当に減っているか調査釣行してまいりました。
梅雨も開けた6月下旬の大潮。満潮の午前7時から下げでのエントリー。陽射しが強いせいか他のアングラーは1人だけで釣れなかったのかすぐに帰っていきました。

他アングラーがいないということは…
ちょっと不安な状況…

お魚いないんでしか…

不安を覚えつつもこの時期のデイのセオリーである鉄板バイブで広範囲を探りながらランガンするがシーバスからの反応はなし…

反応がないのでカニさんを見て癒やされる
反応がないのでカニさんを見て癒やされる

癒やされてないで早くキャストするでし!

あっ!
この時期はカニさんがたくさんいるので踏んづけないように注意してくださいね!

下げ潮で水たまりに取り残されたアミ
下げ潮で水たまりに取り残されたアミ

ハクやアミの集団がたくさんいるが追われている様子はなく穏やかな水面。
早々に見切りをつけていろんな魚が溜まっているポイントに移動して鉄板バイブをキャストすると…

この流れはくるでしか!

アカエイ

アカエイさんが引っかかっちゃいました…

ドキドキさせやがってコノヤロ〜!

いろんな魚が溜まってるって言ったじゃないですか…

Blooowin! 140Sでシーバスを引き出せ!

取り出したのはBlueBlue Blooowin! 140S #12 ゴールドサバ
取り出したのはBlueBlue Blooowin! 140S #12 ゴールドサバ

シーバスがボトムにいそうな雰囲気も鉄板バイブには反応してくれないようなので前回の【東京湾ボートシーバス 2018年6月下旬】梅雨の雨の合間を縫ってアイランドクルーズさんでシーバス釣行で忘れてしまったBlueBlue Blooowin! 140Sを投入!

港湾や防堤などで絶大な効果がある
もしもしカメよカメさんよ
河川でも有効かどうか確認したくて投入です!

もしもしカメよカメさんよ?

Blooowin! 140Sジャークメソッド!“もしもしカメよカメさんよ”

Blooowin! 140Sジャークメソッド!“もしもしカメよカメさんよ”を使って鉄板バイブでも引き出せないシーバスを簡単に引き出せる魔法の釣法。
水面から50cm〜1mでの平打ちジャークで10m近くを泳ぐシーバスさえ引き出してしまうメソッドです。
詳しくはBlueBlue代表の村岡昌憲さんが上記動画で語っていますので気になった方は是非ご覧ください。

Blooowin! 140Sジャークメソッドで果たしてシーバスは釣れるのか!

動画の説明の通り“もしもしカメよカメさんよ”のリズムでジャークを繰り返すこと数投、そしてついに…

カメさん!カメさん!

Blooowin! 140Sジャークメソッドで引き出したシーバス!
Blooowin! 140Sジャークメソッドで引き出したシーバス!

じゃじゃ〜ん!
ちょっと交通事故(スレがかり)的なかかり方でしたが
見事にBlooowin! 140Sジャークメソッドで引き出しました!

シーバスキタ〜!

今回はあくまで調査だったので釣れなくても良かったんですが嬉しい1本ですね!
川でもBlooowin! 140Sジャークメソッドが有効なことがわかったし!
カメさんありがと〜!

その後、干潮につきBlooowin! 140Sジャークメソッドでは沈み根にタッチしてしまうので鉄板バイブを投入するも利根川GTと10分ほどファイト後にフックアウトで納竿となりました。

ランカーシーバスだけじゃない!
利根川下流域には他にも大物ゲストがたくさんいます!

利根川下流域にはシーバスだけでなくアカエイやバス、ナマズ、ボラ、アユ(稚鮎)、ヘラなど生き物がたくさんいます。
その中でも特に大物を紹介します。

  • ハクレン/レンギョ(利根川GT)

    シーバスアングラーから利根川GTと呼ばれ恐れられるハクレン/レンギョ。
    かわいい顔をしてますが体長は1m超えしている個体が多く、スレがかりした場合は30分近くファイトしないとキャッチできない大物。時期にもよりますが利根川GTが大量に発生するのでスレがかりには注意して下さい。

    シーバス用MLロッドだと取り込みが大変です…
    スレがかるとものすごい勢いで走るので指ドラグなどで耐えて下さい!

  • コイ

    利根川GTほどではないですがこちらもかかると体力を持っていかれるコイ。
    スレがかることもありますがバイブにバイトしてくることもあります。

    利根川GTほど走るスピードは早くないですがかなりトルクフルです…

2匹ともランカーシーバスを釣り上げるより大変な魚ですが
諦めずに取り込んであげてルアーを回収後に優しく川にリリースしてあげて下さい。

アカエイにご注意ください!

利根川に限らず河川または海で釣りをする際はアカエイに注意して下さい。
アカエイと聞くと“海”とイメージする方もいると思いますが河川の中流部でもアカエイは生息しています。

アカエイのしっぽの付け根付近にある棘には毒があります!

アカエイのしっぽの付け根付近にある棘(赤矢印)
アカエイのしっぽの付け根付近にある棘(赤矢印)

アカエイのしっぽの付け根付近にある棘には毒があります。
この棘のどくはかなり強い毒性で刺された場合は数週間、激しい痛みが続き、人によっては患部の壊死やアナフィラキシーショックを起こす場合があります。
もし刺されてしまった場合は早急に病院にて処置が必要になります。
ウェーディングする場合はアカエイを踏んづけてしまわないようすり足で歩くようにしましょう。
アカエイは攻撃を受けない限り人間に棘を刺すことはないので見かけたらそっと見守りましょう!

もしアカエイが釣れてしまったら…

アカエイが釣れてしまったらタモで棘を隠して針を外す
アカエイが釣れてしまったらタモで棘を隠して針を外す

もしアカエイが釣れてしまったら棘に注意して針を外しましょう。写真の様にタモで棘部分を隠すことでリスクの軽減が出来ると思います。
アカエイが釣れる場合はスレがかりが多く、ヒレ部分に針がかかりかなり外し辛いので注意しましょう。

利根川大橋(利根川河口堰)付近での釣りについての注意事項

利根川大橋から110m内は釣り禁止
利根川大橋から110m内は釣り禁止

シーバスメジャースポットである利根川大橋(利根川河口堰)は上流、下流ともに橋から110m区間内は釣り禁止となります。
また、利根川大橋(利根川河口堰)は海からの塩分濃度調整のために設けられた堰です。1日に何度も水門の開閉が行われており急に流れが変わるので注意して下さい。

使用したタックル

ロッド
SHIMANO DIALUNA XR S906M(シマノ ディアルーナXR S906M)
リール
SHIMANO TWIN POWER C3000HG(シマノ ツインパワー C3000HG)
ライン
TORAY SEA BASS PE POWER GAME 1号(東レ シーバスPE パワーゲーム 1号)
リーダー
SANYO NYLON APPLAUD nanodaX SHOCK LEADER 23.5lb(サンヨーナイロン アプロード ナノダックス ショックリーダー 23.5lb)

まとめ

スズキ漁が再開されてもシーバスはいるようです。
漁の網目は大きく大型のスズキのみ獲っているようなので
もしランカーシーバスが釣れた場合は改めて報告したいと思います!