【スピニングリールメンテナンス】ラインを通した時だけ異音やゴリ感がする場合はラインローラーが原因かも!
ラインローラートラブル解消 前編
- 公開日
- 2018年09月06日 17:25:03
- カテゴリー
- スタッフ雑記
スピニングリールで最も負担がかかり易く故障や異音などトラブルが多いラインローラー
構造上、海水も入りやすく塩害でベアリングが錆びたり詰まったりして異音やゴリ感が出てきてしまいます。
残念ながらLuretistスタッフ所有のスピニングリールでラインローラーに異音やゴリ感が出てしまったのでトラブル解消の様子を前編・後編と2回に分けて紹介します。
- スピニングリールの異音やゴリ感の発生場所の簡単な見極め方
- 前編でメンテナンスするのはSHIMANO 12 RARENIUM CI4+ 1000S(シマノ 12 レアニウムCI4+ 1000S)
- ラインローラーの分解&清掃
- まとめ
リールの分解や改造は自己責任になります!
不安な方はメーカーや釣具屋さんでオーバーホールを依頼しましょう!
ラインローラートラブル解消 後編もあるでし!
スピニングリールの異音やゴリ感の発生場所の簡単な見極め方
今回はラインローラーの異音やゴリ感の解消方法について紹介しますが、まずはじめにスピニングリールの異音やゴリ感の発生場所の簡単な見極め方を紹介します。
スピニングリール単体でハンドルを回してみる
ロッドに装着せず、ラインローラーにラインを通さない状態でスピニングリールのハンドルを回します。
この状態でハンドルを回して異音やゴリ感がなければラインローラーに問題がある可能性が高いです。
この状態でハンドルを回して異音やゴリ感があればボディ内に問題がある可能性が高いです。
釣行時に感じた異音やゴリ感と違う場合はラインローラーにも問題がある可能性があります。
ボディ内部はたくさんのベアリングやギアなどのパーツが入っていて個人では原因を特定するのが難しく1つ1つのパーツを調べながら必要があればパーツ交換しなくてはならないのでメーカーさんにオーバーホール出したほうが懸命かもしれません!
繊細な作業なんでしな…
自分なら迷わずオーバーホール出すでし!
前編でメンテナンスするのはSHIMANO 12 RARENIUM CI4+ 1000S(シマノ 12 レアニウムCI4+ 1000S)
レアニウムCI4+ 1000Sの使用状況
主にトラウト管理釣り場でミノー用として、たまにアジングやメバリングなどライトゲームという感じで6年間使っていました。
メンテナンスは半年に1回くらい注油していたくらいです。
レアニウムCI4+ 1000Sのトラブル状況
数年前からリーリングすると“シャーッシャー”と異音がしていたのですが巻心地に影響はなく特に対策は行っていませんでした。
先日の釣行“箒川渓流トラウト”の際についにリーリング時にゴリ感というか引っかかる感じが出てしまいました。
爪楊枝でラインローラー回してみると回転がよくない…
ラインローラーが怪しそうなのでとりあえず分解&清掃です!
“シャーッシャー”鳴ってるのに数年放置とはズボラでしな…
ラインローラーの分解&清掃
取り出したパーツはティッシュや綿棒などで汚れや古いオイルをキレイに取り除きます。
今回のトラブルの原因はボールベアリングの錆びと汚れみたいですね…
錆びってことは交換でしか…
清掃してみてボールベアリングの回転具合で検討ですね!
なるほど…
でっボールベアリングの清掃ってどうやるでしか?
ジッポーオイルは可燃性が高いので取り扱いに注意してくださいね!
回転がぎこちなかったり異音、引っ掛かりがある場合は交換した方がいいですね!
コアプロテクトやXプロテクトなどパーツによっては注油することで性能が落ちてしまう場合があるので注油が必要か必ず確認してください!
取り付け終わったあとにラインローラーを回転させて問題がないか確認してください!
もし問題がある場合は清掃し直すかパーツの交換を検討してください!
簡単にメンテナンス出来るんでしな〜
まぁ自分じゃやらないけど…
まとめ
今回は軽度のトラブルだったので清掃だけで済みました。
この後、数回釣行で使いましたが問題なさそうです!
自分で定期的に清掃(メンテナンス)すればリールも長く使えるので覚えておくといいかもですね!
異音を数年放置した人間が言う言葉ではないでしな…