ルアーフィッシングと餌釣りとの違い

餌釣りとの違い

公開日
2018年06月06日 00:00:00

これから釣りを始める方は餌釣りとルアーフィッシングの違いについてご存知だろうか。このページでは餌釣りとルアーフィッシングの違いを簡単にまとめました。もし餌かルアーか迷っている方は参考にしてください。

  1. 餌の違い
  2. 仕掛けの違い
  3. アクションの違い
    1. ルアーフィッシングの基本アクション
  4. アタリの違い
    1. ルアーフィッシングの代表的なアタリ
  5. まとめ

餌の違い

釣りはやってみたいけど生きてる餌に触るのはちょっと…

ルアーフィッシングは餌を使わずルアー(疑似餌)を使うから女性でも気軽にはじめられるんじゃ!

餌釣りでは虫や魚などの生きた餌や、イクラやエビなどの加工された餌などを使い魚を釣ります。
ルアーフィッシングではプラスチックや金属、木材で出来た魚などの形を模したルアー(疑似餌)を使って魚を釣ります。
なので虫などの生き物を触るのが苦手な方、手に匂いが付くのが嫌な方にも気軽に釣りを楽しむことが出来ます。

仕掛けの違い

餌を使わないのはわかったけど仕掛けが大変そう…

ルアーフィッシングはルアー(疑似餌)をラインに結ぶだけだから簡単じゃ!

餌釣りではウキや錘、サビキを入れるカゴなど様々な仕掛けをラインに付けて釣ります。
ルアーフィッシングでは基本的にラインにルアーもしくはスナップを結ぶだけで簡単です。結び方を1つ、2つ覚えればすぐ始められます。 代表的なルアーフィッシングと餌釣りの仕掛け図

アクションの違い

餌釣りみたいにルアーを投げて待ってればいいの?

待ってても釣れる時はあるが基本的にルアーを動かさないと釣れないぞ!

ルアーを動かす?

餌釣りはの釣り、ルアーフィッシングはの釣りじゃ!

餌釣りでは餌を投入したらロッドを動かさずウキを見ながら待つ釣法が多い。つまり待ちの釣りから静の釣りと言われています。
ルアーフィッシングではルアーを投入したら 魚に疑似餌とバレないようにリールを巻いたりロッドを煽ってシャクったりしてルアーを本物の魚に見せて魚を釣ります。つまり動の釣りです。

ルアーフィッシングの基本アクション

  • リーリング/リトリーブ リーリング/リトリーブ ルアーフィッシングの“基本のき”リーリング/リトリーブ。リールのハンドルを回してルアーを動かします。
    回すスピードによって魚の反応も変わり、活性が高い時は早く巻く、活性が低い時は遅く巻くが基本になります。
  • フォール フォール フォールとはジグやバイブレーション、シンキングミノーなどキャストして着水後にリールを巻かずにルアーを落とし込むことを「フォール」と言います。
    フォール自体で魚にバイトさせたり、ルアーを魚のいるレンジまで落とし込む際に利用します。
  • ストップ & ゴー ストップ & ゴー 通常のリトリーブで魚が反応しない、もしくは魚が追いかけてくるけどバイトしない時にリトリーブを止めて食わせの間を作って魚にバイトさせます。
  • ジャーク ジャーク ジャークとはロッドをあおってルアーを大きく動かして魚にアピールすることを「ジャーク」言います。ルアーを大きく動かすので遠くの魚にもアピールできます。
  • トゥイッチ トゥイッチ トゥイッチはジャークよりもロッドをちょんちょんと小さくあおって小刻みにルアーを動かして魚にアピールします。
  • リフトアンドフォール リフトアンドフォール リフトアンドフォールはロッドを上方向に大きくジャークしてルアーをアピールさせながらタナをアップ、アップした分をロッドを下げながらリールを巻きテンションフォールさせるかなりアピール力の高い釣法です。

アタリの違い

ウキがついてないのにアタったってわかるの?

ウキがなくてもアタリはわかるぞ!

どうやって?どうやって?

基本的にアタリはライン、リール、ロッドの順に出るんじゃ!

ルアーフィッシングの醍醐味でもあるアタリ。ルアーを巻きながら水面から出ているラインに出る繊細なアタリ。巻いているリールが重くなったり軽くなるアタリ。ロッドの穂先に出るアタリ。ロッドを大きくしならせる大きなアタリ。どのアタリもアングラーの緊張と興奮が高まる瞬間。餌釣りでは味わえない様々なアタリをあわせられるかが重要で餌釣りとの大きな違いです。

ルアーフィッシングの代表的なアタリ

  • ラインに出るアタリ ラインに出るアタリ 暗い時間帯だと難しいですが魚がバイトした際にラインに変化が出ます。少したるんでいたラインがピーンと張ったり、さらにたるんだり、横に移動したりします。ラインで繊細なアタリを取れるようになると釣果が確実にアップします。
  • リールに出るアタリ リールに出るアタリ リールに出るアタリはリトリーブで巻いているハンドルが固くなったり重たくなったり、またはフッと軽くなったりします。リトリーブしているからわかるルアーフィッシングならではのアタリのとり方です。
  • 穂先に出るアタリ 穂先に出るアタリ 穂先に出るアタリはラインが魚に引っ張られた場合に穂先がクンクンと下方向に曲がります。重たいルアーなどではじめから穂先が少し曲がっている場合は魚が食い上げるアタリも穂先が少し戻ります。
  • ロッドに伝わるアタリ ロッドに伝わるアタリ ロッドを持っている手に伝わるアタリです。繊細なアタリの場合はロッドに伝わらないこともあります。

まとめ

いろいろと話したが最大の違いはルアーを使って魚を釣るってことじゃ!
それぞれに良さがあるし共通する部分もあるので固定概念に捕らわれず楽しく釣りを楽しもう!